【(くねくね)鯖石川河口周辺空撮(くねくね)】

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【(くねくね)鯖石川河口周辺空撮(くねくね)】

 こんにちは、ほかにねーこて柏崎です。今回は柏崎市伝説集より、一話ご紹介します。

 『~橋場のがにが淵のいわれ~』
 鯖石川が橋場地内で砂山にぶつかって急に方向をかえ西流して日本海に注ぐのだが、その砂山にぶつかるところは深い淵となっている。里人はこれをがにが淵と呼んでいる。
 基盤は粘土岩上層は砂であるため出水のたびに岸が削り取られていく。昔長岡藩士所用があって来柏し帰路このがにが淵の道を通ると今朝通った時と全くちがって、がにが淵のすぐ真上に道が通じているので、狐に化かされたかと思い「さあ狐よ出てこい」と一夜そこで徹夜して明かした。夜明けてみて、それは河の水が土地を削ったとわかったということである。
 なぜがにが淵と名づけたかと言えば、江戸浅草でやしが蟹を売り、「この蟹は柏崎の橋場と申す所に深い深い淵があって、その淵の中からもくもくわいて出てくるかにだ」とはやしたって売ったので、かにが淵の名が宣伝されたという。またあるやしはそれに着想して「がにが淵怪談」という芝居を脚色して大もうけしたといわれている。

 かなりローカル(笑)、鯖石川が曲がりくねっている様子が見て取れますが、「がにが淵」はどのあたりかお分かりになりますか?
  
 サイトでは4K画質の周辺風景も公開してます。
 〈ほかにねーこて柏崎〉http://seconddteam.wp.xdomain.jp/2018/06/21/【橋場のがにが淵】/

 「柏崎市伝説集」にはホントに色々な各地の伝承や縁起が収録されていますので、ぜひご自身の地区の伝説を覗いてみてくださいね。
 〈ほかにねーこて柏崎〉http://seconddteam.wp.xdomain.jp/2018/05/18/【柏崎市伝説集】/

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