〈まちからの１００人〉26人目、小林さんです。

先日、地震発生当時に田中町内会長をされていた小林様が来館くださいました。
地震で自宅の石垣が全て倒壊したという小林さんは、まず、町内会長として町内の被災状況を伝えるために市役所へ向かったそうですが、途中の様々な被害を見て「これは町内どころではなく、全市が大変な状況だ」と認識したといいます。

その後、町内会長として１軒１軒安否確認をし、また１人暮らしの高齢者の所へは何度も様子を見に通われたとか。

そんなある日、避難所だった地域の中学校で警察の音楽隊の演奏会が開かれ、参加した小林さんは、音楽隊の素晴らしい演奏に感動し、演奏終了後、「頑張ります！」と大きな声で叫んでいた、と…まちからのシアタールームで当時のことを熱く語って下さいました。

確かに。
私の家へも、何度も町内会長さんが来て下さいました。それがどんなに心強かったかを思い出し、記憶が薄れていたことに気付きました。。。
皆様もぜひまちからで経験されたことをお話下さい。まちからの財産として蓄積させて頂きたいと思います。

かしわざきまちから

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