まちからで以前放送していた「あなたのナナイロ教えてください」から、少しお話を引用したいと思います。

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まちからで以前放送していた「あなたのナナイロ教えてください」から、少しお話を引用したいと思います。


まちからで以前放送していた「あなたのナナイロ教えてください」から、少しお話を引用したいと思います。やや長文となります。

 まちからの語り部を務めていただいている白川さんは、当時商工振興課にいて、中越沖地震が発生したことによって、受け入れた救援物資の市内への発想を担当することになったそうです。中越地震も経験した柏崎ですので、災害対応マニュアルもあり、決められた役割を担当したそうです。
 全国からの支援が、陸路だけでなく、海上から船によって物資が運ばれてきました。あまりの支援物資の量によって、人的にもスペース的にも追いつか隊状況が生まれたそうです。公共施設だけでは受け入れきれずに、4日が過ぎたころ、民間の倉庫もお借りすることになり、受け入れるだけで配送までに手が足りない状況が起きたそうです。
 この対応策として、新潟県トラック協会さんから派遣された日本通運さんが市役所の倉庫に、救援物資配送センターを設置したそうです。
 荷物の配送のプロです。現場にはスピード感が生まれ、在庫管理などもスムーズにできるようになったそうです。
 一極集中すると、支援物資の配送も滞ることは、いまSNS上でも意見を見ることができて、一般の方からの支援物資の配送は遠慮するようにと目にする方も多いかと思います。官民が連携することで、支援物資の管理がうまく言った事例を紹介しましたが、今熊本で起こっていることも、同様のことが想像できます。受け入れ態勢や、配送拠点の確認なども気を使っていただくことも、被災地への早期復旧のための支援につながることをご理解いただければと思います。

 さて、その後白川さんは経験を生かして、日ごろの町内会活動をしっかりとすることで、地域の防災力の向上につながる活動を行っています。経験から生まれた生きた地域活動のお話を聞くことができ、町内会、自主防災会の運営に役に立つと評判をいただいています。
いざという時の備えに、こんな時だからこそ、語り部の声に耳を傾けていただくことも大切だと考えます。まちからも、いざという時のために教訓の整理を進めたいと思います。

写真は、中越沖地震発災から6日目の災害対策本部の支援物資受け入れの様子です。

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