小千谷・柏崎発「弁当プロジェクト」のススメ

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小千谷・柏崎発「弁当プロジェクト」のススメ


小千谷・柏崎発「弁当プロジェクト」のススメ

大きな災害が起こると、被災した地域の経済は打撃を受けます。
また、避難所などへ外部から多数の食事が持ち込まれることで、地元の飲食業の再開にも遅れがでることがあります。

中越地震の際に、小千谷では、被災地にお金が落ちる仕組みとして、弁当の手配を小千谷の鮮魚商組合が受注しました。
ガスの供給が再開されていない中、プロパンガスを使っていた2社が煮物を担当し、他の業者も卸市場を借りるなどし、また米菓業者が炊飯を担当するなどして、8,000食分を20社で請け負ったのです。

中越沖地震をうけた柏崎でも、この弁当プロジェクトの教訓が受け継がれました。
柏崎の場合、鮮魚商協同組合が受注し、ライフラインの復旧等にあたった事業者向けの弁当を、全市体制ともいえる布陣で受けることができたとのことです。
災害時、復旧もままならないなかで、事業再開することは容易なことではないと考えますが、支えあい自ら立ち上がることがその後の復旧の大きな推進力になったのだろうと思います。

もちろん、この冊子は「まちから」でお読みいただけます。

本文については、著者の松永先生のHPからダウンロードできるようです。ご確認ください。
http://disasterpolicy.com/shingoblg/?p=252

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