【笠島の味と歴史の発信地に!―海辺のキッチン倶楽部もく|かしわざき歳時記✨ 8月】

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【笠島の味と歴史の発信地に!―海辺のキッチン倶楽部もく|かしわざき歳時記✨ 8月】


【笠島の味と歴史の発信地に!―海辺のキッチン倶楽部もく|かしわざき歳時記✨ 8月】
8月。柏崎の15の海水浴場は、海水浴客で賑わっています😊🏖
柏崎にある海水浴場の中に、笠島海水浴場があるのをご存じでしょうか?今回は、その笠島駅の近くで人気の食堂「海辺のキッチン倶楽部もく」をご紹介します‼️

笠島といえば、漁港があり、エゴやもぞくも採れ、沖合には鯛の産卵場があるといわれる海産物が有名なエリアです。信越線も通っているため、地元で採れる海産物を使った豪華なお料理と、風光明媚な景観が人気で、夏は海水浴客で賑わい、リピーターの多い民宿や旅館が多くありました。
現在はお宿がなくなってしまい、笠島の郷土の味も笠島の歴史を伝えることも難しくなっています。そんな中、笠島の味と歴史を伝えようと活動をしているのが「海辺のキッチン倶楽部もく」です!

もくのメニューの「笠島満喫ランチ」には、郷土の味が引き継がれています😋🍴「のっぺ」はぶりのあらの入ったもの、「えご」はクルミののったあまじょっぱい味付きのものなど。笠島の味を広めるために、地元の方からレシピを教えてもらったそうです😄
ピンクの色が目を引く「鯛赤飯」は、「旧見晴らし館さんの味」。もう閉館してしまった「見晴らし館」の女将さんから、鯛赤飯のレシピを受け継いだそうです✨
現在も海女さんや海士(あま)さんが30人ほどいます。えご草・もぞく・岩のりなどの海藻や、さざえなどの貝類は海女・海士さんが採ってくださったものだそうです。話を聞いたところ、もぞくは10メートルくらい、えご草は3メートルくらい潜らないと採れないそう😮‼️ このおいしい味をいただけるのも、地元の方のおかげだなとしみじみ感じました。

地元の恵みが満載のランチでお腹がいっぱいになったところで、「海辺のキッチン倶楽部もく」のもう一つのお楽しみの、まちあるき😆👣 笠島の地形や歴史を知ることで、笠島の味をより堪能することができます。
もくの目の前の道が北国街道であること。笠島海水浴場の弁天岩には北前船のイカリが残っていること。明治30年に「北越鉄道」の直江津~柏崎間が開通した時に使われていた赤レンガのトンネルが残っていること。田塚には牛ヶ首層内褶曲(うしがくびそうないしゅうきょく)という、市の文化財になっている珍しい地形が残っていること。カザテやエゴ干しなどの風土を生かした文化など、住んでいても知らないことがたくさんあることが分かりました☺️

事前に予約をすると、笠島満喫ランチと笠島のまちあるきが楽しめるコースを体験できます🎶
オーナーの黒崎さんは、「自分の住んでいる笠島の魅力をもっとたくさんの人に伝えたい」「自分の好きなことをやりたい」という思いでこの食堂をやっているそうです。笠島の話を楽しそうにしている姿が印象的でした💖
文章では書ききれないほど魅力たくさんの笠島地域、ぜひ一度訪れてみてください。
「海辺のキッチン倶楽部もく」さんの情報はこちら → http://www.uwatt.com/spot/3686

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